授業レポート

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かけがえのない学び

美専には様々な授業があります。
一つひとつに専門の講師をお迎えし、その内容に関しても実に多様です。
しかし、どの授業でも変わらないことは、すべての瞬間が、かけがえのない学びの機会であるということ。
様々な角度からの示唆が、学生の目を、まだ見ぬ新しい創造性へと導く。
そんなクリエイティブな学びを提供したいと考えています。

かけがえのない学び

美専展を終えて -プロモーションワーク-

美専展を終えて -プロモーションワーク-

3月2日、「美専展2018」の活動を振り返るプロモーションワーク報告会が行われました。運営に携わったチーム毎に活動の成果と反省点を発表し、来年への課題を明確にするなど、「美専展2018」における活動の総まとめとなりました。
この報告会をもって「美専展2018」に関わる活動は全て終了しました。学生は振り返りを通して得た自己評価を確認し、それぞれ次のステップに向かって歩みを進めていきます。

資料を手に各チームリーダーの発表に意味を傾ける学生たち

美専展2018 受賞作発表!!-総合制作-

2月23日に開催された「美専展2018」レセプションにて、「総合制作」で美専生が制作した作品の中から、美専展グランプリ1点と優秀賞2点が選出、発表されました。

美専展グランプリ「nice to meet 湯」

上田市にある柳の湯と宮桜の湯という銭湯のポスターを4連作ずつ制作しました。
古くから営業している銭湯で、外観や入口の下駄箱、体重計など昔懐かしいものがたくさんあり、まるでタイムスリップした気分になります。営業している方も親切で思わず長居してしまいます。
銭湯は今、衰退していて数が少なくなっています。その銭湯を維持し活性させる為に、ポスターを作り魅力を伝えたいと思いました。行ってみたいという気持ちになってもらえたら嬉しいです。

展示の様子
優秀賞「薄暮」

私はテーマを空に設定し、家の近くから見た筑北村の空を描きました。空の部分はスプレーで制作し、空気感が感じられるような空を目指して制作してきました。
筑北村は知名度が低く、高齢者も多い活気のない村ですが、景色だけは綺麗です。空を見るようになったのも、この村を見たことがきっかけです。
今回の絵はいつも見ていた日暮れの空を描きました。この絵を見て筑北村の景色の良さを知ってもらえたら嬉しいです。

優秀賞「一瞬~演劇人を見て~」

最初から最後までやり直しがきかない、LIFEとどこか似ているところを今回表現しました。
裏方と役者でそれぞれの考え方、見え方が分かるキャッチコピーになっているのが伝わればとても嬉しいです。

※LIFE・・・1年次には共通で「LIFE -探る。深める-」という制作テーマが出された。 「LIFE」という言葉に内包された、人生や生命・生活などの様々な意味を、学生がそれぞれの視点で掘り下げ、B1サイズのポスターにビジュアライズした。

3ヶ月間に渡って制作した作品が、「美専展2018」という晴れの舞台で評価された経験は、美専生それぞれが「次のステップ」へ進むための糧になったはずです。

集大成をプレゼン!-総合制作-

集大成をプレゼン!-総合制作-

「総合制作」は、美専でのクリエイティブの学びを集大成する授業の一つです。学生には、「デザイン」「映像」「アニメキャラクター」「ファインアート」「イラストレーション」の5つの専門性ごとにテーマが設定され、昨年11月から3ヶ月間にわたりテーマに沿った作品制作に取り組みました。
1月26日?30日の3日間は各分野の担当講師をお迎えし、「合同講評会」を行いました。美専生は、講師の先生方からの講評を受け、これまでの学びの成果と「美専展」に向けての課題を確認しました。
また今年度は「学内展示」も行いました。キャンパス全体を美術館のような、開かれた展示スペースとして用い、美専生のクリエイティビティを発揮しました。

「ファインアート」を専攻する学生のプレゼン 「デザイン」を専攻する学生のプレゼン(1) 「デザイン」を専攻する学生のプレゼン(2) 「映像」を専攻する学生のプレゼン

「美育」を考える-美術学習論特講-

美術学習論特講(低学年クラス)制作物 「あったらいいな、わたしたちのまち」

「美術学習論特講」は、「美育」をテーマに据えた授業です。
「美術の鑑賞と創作を通し、豊かな感性や自由な創造性を育む」という、美的教育=「美育」の意義について理解を深め、具体的な教育活動を実践します。
当授業の受講者は、本校の付帯事業「ながのこども美術学校」の学生スタッフとなり、入校したお子様たちの「美術の学び」のサポートを行います。また、送迎時における保護者の皆さまとの関わりや、他のスタッフ、講師との連携によって社会性・コミュニケーション力を養えます。加えて、「ながのこども美術学校」の公式Webサイトの更新作業も自分たちで行うことができ、事業の広報活動に携わることができるというのも特徴の一つです。
授業は対象とするお子様の年齢により「低学年クラス」と「高学年クラス」に分かれており、それぞれ授業内容は月毎に異なります。 自分だけの「想像の街」を紙面を大きく使って描く「あったらいいな、わたしたちのまち」(低学年クラス)や、トイロボットを題材にPCを用いて簡易なプログラミングを学ぶ「ロボットプログラミング」(高学年クラス)などが、これまでに開講されました。
どちらのクラスにおいても、既存の学びの型にはまらない授業が活発に繰り広げられ、美専ならではのクリエイティブな「美育」の形が実践されています。

自分だけの「想像の街」を描写する授業「あったらいいな、わたしたちのまち」(低学年クラス)の様子 トイロボットとPCを用いたプログラミングの授業「ロボットプログラミング」(高学年クラス)の様子

つくったものを伝える-プロモーションワーク-

つくったものを伝える-プロモーションワーク-

授業「プロモーションワーク」の目的となるのは、学生たちの”プロモーションマインドの発芽”です。「総合制作」が、学生それぞれが自身の学びの集大成を「つくる」ことを学ぶ授業であるとすると、「プロモーションワーク」は、それらの制作物を「美専展」という機会を通し「どう伝えるか」という面に重点を置いて学ぶ授業です。
学生たちはこの課題にチームを組んで挑みます。つくったものを伝えるという目標に対して、一人ひとりの個人技ではなく、チームワークの力で挑むというのも、当授業の学びの主軸となる部分です。
昨年末より授業は開始しており、学生チーム分けと学生主体による会議が行われ、すでに今年度の「美専展」の方向性を定めたサブタイトルが決定しています。
「伝える」ことを通した実践的なプロモーションマインドの育みが、学生を総合的な学びの成果へと導きます。

※美専展…年度末に開催される学生と学校の協働による制作展。美専の全ての学びが集大成する場。

学生主体による会議の進行 ゲームを通してのチームビルディング(同一の目的のために一丸となったチーム作り)も体験

集大成に向けて-総合制作-

中間経過報告会の様子

「総合制作」は、学生それぞれが自身の集大成に向けて制作活動を行う授業です。
「デザイン」「映像」「アニメキャラクター」「ファインアート」「イラストレーション」の各分野毎にテーマが設けられます。学生は各々が専攻する分野のテーマに基づき制作物の完成を目指して、美専の学びで得た全てのリソースを注ぎ込みます。
12月7、8日は、「中間経過報告会」が開かれました。キャンパス中央のホールを会場に、学生一人ひとりが壇上に立ち、自身の企画内容と現在の進捗状況などをプレゼンテーションしました。各分野の学びのサポートを行う講師もそのプレゼンテーションを聴き、それぞれの制作活動における今後の課題などを学生と共に確認しました。
「総合制作」における学生たちの次のステップは、1月に待つ「学内展示」と「合同講評会」です。制作時間も残すところ約1ヶ月をきり、学生たちの活動が佳境に入っています。

中間経過報告会の様子 制作活動が着々進行中

「色」について学ぶ -色彩特別講座-

「色」について学ぶ -色彩特別講座-

「色彩特別講座」は毎年企業より特別講師をお迎えして行う連携授業です。デザイン・美術の学びには必要不可欠な「色」についての基礎的な知識を、90分間の授業時間で講義をしていただいています。
10月4日に行われた講座では、長野デザイン振興協会より岩本康平様(セイコーエプソン株式会社P企画設計部エキスパート)をお迎えしました。
ご持参された映像や印刷物などを実例として、「色」が様々な環境下(他の色との組み合わせや照明環境など)で全く異なる振る舞いをし、それがクリエイティブワークにどのような影響をもたらすのかを明快に説明していただきました。

組み合わせ方が「色」の認識を混乱させる一例。左右の長方形は同じ「赤」でも背景の色や前面に敷いた色によって影響され、違う色のように見えてしまう。

学生たちが学んだのは、普段自分たちが何気なく目にしている「色」が綿密な計算の上に成り立っているということ、そしてそのシステムを守りつつ仕事をするためには、しっかりと「色」の基本を身につけなければならないということでした。

特別講師としてお迎えした岩本康平様 照明の種類により、印刷された食品の「シズル感」が変化することを実演

「想像力を仕事にする」-クリエイティブワーク総論-

「想像力を仕事にする」-クリエイティブワーク総論-

8月28日、「総合制作とキャリアのつながり」と題してクリエイティブワーク総論が行われました。
内容は、デザイン・美術分野の専門学校での学びが、社会に出てからの実務にどのようにつながっていくのかというものでした。
今回は、美専の卒業生2名をゲストとしてお迎えしました。お二人は本校を卒業後、実際にデザイナーとしての実務に就かれています。その実務の内容や、学生時代の制作活動などのご経験を交え、お話しをしていただきました。
お二人のお話を通し、この後に控える学びの集大成「総合制作」、そしてその先にある「就職」という未来に向けての展望を、学生それぞれが持つことのできた回となりました。

自らのご経験をふんだんに交えたお話 学生たちは熱心に聴講

学生写真展「JUVENILE」を開催しました

写真展メインビジュアルより

映像分野の学びを代表する授業「写真表現」を受講する学生たちが、6月22日~29日までの1週間、長野市の「もんぜんぷら座」で、写真展「JUVENILE」を開催しました。
写真展では、授業内でフィルムから現像したモノクロ写真を展示しました。また、学生1人ひとりがテーマを決めて写真集を制作し、併せて展示しました。

学生主体の写真展は滞りなく開催され、無事終了を迎えました。
初日の搬入時にはメディアの取材も入り、学生たちの授業活動に注目が集まりました。

メディア取材が入った初日の搬入 Webによる出版サービス「パブリマ」を利用して制作した写真集

第2回 ヘアメイク講座「面接にむけて」

第2回 ヘアメイク講座「面接にむけて」

5月31日、第2回ヘアメイク講座が行われました。
今回は就職活動、特に面接にむけた準備が主でした。学生は全員スーツを着込み、履歴書用の証明写真の撮影まで行いました。
ヘアメイク指導は、前回に引き続き「美容室りんごの木」のスタッフの方々。そして、写真撮影をしていただいたのは、本校講師の金井真一先生。金井先生は第一線で活躍されるプロのカメラマンです。
ヘアメイク講座は今回で終了となりますが、様々な方々のご協力により、美専生も着々とキャリアアップすることができました。

実践的なヘアメイクのご指導 かっちりとスーツ姿で撮影

「アートか?デザインか?」-クリエイティブワーク総論-

「アートか?デザインか?」-クリエイティブワーク総論-

クリエイティブワーク総論は 毎回異なる本校の教員や外部講師を、約月1のペースでゲストとして招き、その方の職業やこれまでのキャリアをロールモデルとする講義型授業です。自分自身が履修している科目が何のために必要なのか、将来どのように結びついていくのかを考え、クリエイティブの学びの理解を深めることが目的となっています。
平成29年度2回目の当授業テーマを「アートか?デザインか?」と題して、美術の分野を大きく二分する「アート」と「デザイン」の両分野から2名づつゲスト講師をお招きしました。うち「アート」の分野では、金工家として全国規模で活躍されている角居康宏先生をお招きしました。両分野の先生のお仕事の紹介や討議を通して、学生がこれからの自身にとっての「美術」の方向性について思考する回となりました。

授業風景

講師紹介

講師紹介

第1回 ヘアメイク講座「TPOに合わせた身だしなみ」

第1回 ヘアメイク講座「TPOに合わせた身だしなみ」

5月8日、2年次生を対象に第1回ヘアメイク講座が行われました。
「美容室りんごの木」より4名のスタッフの方々にお越しいただき、TPOに合わせた身だしなみについてレクチャーをしていただきました。就職活動が始まる中、その場、その時にふさわしい「自分」のアピールは、学生たちにとって必要不可欠なスキルです。
学生たちは、スタッフの方々のサポートを受けながら就活に向けた「自分」作りに励んでいました。
第2回ヘアメイク講座では、今回培ったスキルを活かし、履歴書用の写真撮影を行う予定です。

就活にふさわしい「自分」のコンセプトをまとめ、そのコンセプトに実際の自分を近づけます。

「色」は仕事の「約束」
カラーマネージメント講座 開講

「色」は仕事の「約束」 カラーマネージメント講座 開講

9月13日、20日と2週連続で長野県デザイン振興協会より、岩本康平様(セイコーエプソン株式会社 商業プリンター設計部エキスパート)を講師としてお迎えし「カラーマネージメント講座」を開講しました。
2日間を通して、岩本様が強調されたことは「色」が仕事における大切な「約束」であるということです。
色彩は、見る人、見る状況によって様々な捉え方ができてしまいます。特にデザインをはじめとするビジュアルコミュニケーションの分野では、その微妙な捉え方のズレが致命傷となりかねない場合があるため、プロフェッショナルと呼ばれる方々は細心の注意を払って色彩を取り扱います。まさに仕事では決して破ってはいけない「約束」の一つなのです。
美専生にとってこうした「約束」を守るためのカラーマネージメントの力は、卒業後の実践力として欠かせないものとなることでしょう。それだけに今回の講座から得た学びは、大きな力となったはずです。

講師の岩本様は毎年のように講座を担当してくださいますが、その度に違った教材を用い、新鮮な切り口から色彩について貴重な学びの機会を与えてくださいます。 学生の口から思わず漏れる「えっ、スゴイ…」の一言。目で見て実感する、驚きの色彩学です。

「人権ポスター」デザインプロジェクトが始動!!

8月19日に行われたクライアントオリエンテーションの様子

今年も長野県県民文化部人権・男女共同参画課と連携し、「人権」をテーマとしたポスターデザインプロジェクトを開始しました。今年度より導入された5つのライン別ゼミより「デザインラインゼミ」の学生たちが、この学びに取り組みます。
「人権」という難しいテーマを、受け手に「自分のこと」として受け取ってもらうためのポスターデザインを学ぶ、ということももちろんですが、学生一人ひとりが人権問題についての見識を深めるということも、同様に重要な学びの焦点です。
この学びが皆様のお目にかかる形となるのは、今年12月の予定です。美専生の学びの成果にご期待ください。

写真で自己表現!! 美専生が作品展を開催

作品展示会でのプレゼンテーションの様子

映像ラインの授業「写真表現」の一環で、美専生が作品展「欠片(かけら)」を開催しました。
担当講師の金井真一先生、大井川茂先生のご指導のもと、撮影、現像の段階から制作に取り組んだモノクロ写真、ダンクセキ株式会社様を講師としてお迎えし制作したオリジナル写真集が展示されました。
授業では、制作にあたり、学生それぞれが個別にテーマを設定しました。また、「どんな人に見てもらいたいか」「見た人にどんなことを感じてもらいたいか」などの点にも考えを巡らせ、写真を通した自己表現の術を学びました。

アニメキャラクターライン新設!!
キャラクター表現の学びがスタート

アニメキャラクターライン新設!!

長野美術専門学校では本年度より新たなカリキュラムを導入し、その一環として美専修学ラインに「アニメキャラクターライン」を設立しました。
「アニメキャラクターライン」では、キャラクターの成り立ちや基本的な作画法などを学び、キャラクターを通して社会と自分の表現をつなげる術を探ります。
授業は既にスタートしており、現役のイラストレーターである、ながはり朱実先生の教えの下、学生それぞれが自分だけのクリエイティブな「キャラクター」の創造に向け、日々切磋琢磨しています。

緊張感溢れる講評会
「プロ」の視線を感じて・・・

緊張感溢れる講評会「プロ」の視線を感じて

「総合制作」の授業では、美専生の学びの集大成としての制作活動が進められてきました。
1月29日、その授業内において各修学ラインの担当講師が集まり、制作品の最終評価を行う「合同講評会」が行われました。
集まった講師は、それぞれの分野の第一線で活躍される「プロ」の方々です。厳しい言葉を交えながら、プロフェッショナルとして、学生たちの制作品の真価を問いました。
学生にとって、こうした経験は時に苦いものになることもあります。しかし、社会に真に必要とされる実践力を養うためには、評価の場が欠かせません。
それぞれに受けた言葉を胸に、美専生は次のステップへ進みます。

美専展2016 「クリエイティブを魅せろ。」
クリエイティビティ発信に向けた美専生たちの挑戦

「クリエイティブを魅せろ。」

美専生にとって、学びの集大成の披露の場である「美専展2016」が、間近に迫っています。
本校の特色ある授業の一つ「プロモーションワーク」では、「魅せる」ための実践的な学びが進められています。
「プロモーション」とは一つひとつの制作物が持つクリエイティビティを、より効果的な形で社会へ伝える制作展のプロデュースをすることです。
展示する空間やプログラムの運営など、総合的なマネージメントを、学生自身が主体となって考えていきます。
学校側はあくまでそのサポートに過ぎません。学生たちが自らの力で、「美専展」そのものをつくり上げていくのです。
自らの目指すクリエイティビティ発信に向け、今、美専生たちの挑戦が始まっています。

イメージを実現した50m
実践力を育む学びで想像力をカタチに?

イメージを実現した50m

2015年11月21日、本校の産学連携事業の一環として、かねてよりJR東日本様のご協力の下に進められてきた、ある育みの成果がお披露目となりました。
JR長野駅駐車場とMIDORI長野をつなぐ約50mの連絡通路の壁面が、長野県各地の観光素材のアイコンをあしらった路線図で彩られ、”信州の魅力発信空間”として生まれ変わったのです。
このデザインの案を練ったのは、本校で「6次デザイン」の授業をとる学生たちでした。
「6次デザイン」では、学生自身の力で企画のための調査や発案をし、そして企業に向けてプレゼンテーションまでを実際に行っています。その一連のワークフローを通して、社会から真に必要とされるクリエイティビティ創出のノウハウを実践的に学んでいきます。
アイデアやイメージが机上のままで終わらずに、具体的な形となって社会へと発信され、人の目に触れられるようになるのです。そうして受けた評価は、学生にとってかけがえのない「自信」の創造へと繋がっていきます。

「プロの仕事」ってなんだ?現場のワザを学ぶ連携授業

「プロの仕事」ってなんだ?現場のワザを学ぶ連携授業

連携授業は本校の特色の一つ、職業実践専門課程のカリキュラムの一環として定期的に実施されています。毎回、企業等で実際に活躍されている専門家の方をお招きし、現場での「生きた」知識を吸収できる場として機能しています。
今年は、昨年に引き続き、長野県デザイン振興協会と連携して、同協会会員の岩本康平氏を講師としてお招きしました。岩本氏は、セイコーエプソン株式会社においてプリンターの設計を担当されています。カラーマネージメント及びDTPの第一人者からの直接の教えを受け、学生たちは社会で真に活きる実践力を養っていました。

連携授業「カラーマネージメントとDTP」

長野県デザイン振興協会との連携授業 デジタルカラーマネジメント講座

本校では企業やデザイン団体による連携授業を積極的に取り入れています。現場の、専門職の方でないとできない生きた授業です。
今回は長野県デザイン振興協会との連携授業。同協会コミュニケーションデザイン研究部会より、岩本康平様(セイコーエプソン株式会社)を講師に招き、専門的なデジタルカラーマネジメント講座を行いました。
現在のデザイン印刷業務で必要なカラーマネジメント、特にPCやプリンター等での色表現に必要な、実践的な技術や知識の基礎について学習することができました。

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人物描写

秋のクリエイティブ研修の一環で、モデルさんを招いての“人物描写”授業が行われました。
描くという行為を“再経験”する、“概念壊し”を目的に、「線画」「量感」2つの捉え方を複数の画材を使って学びました。

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ビジュアルデザインB リポート今年も“田んぼギャラリー”に学生が出展しました。

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轟先生が手がける“田んぼギャラリー2014”に今年も学生が出展。人気投票の結果、美専生が良い評価をいただきました!ありがとうございます!!

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ビジュアルデザインB(轟先生)リポートvol.1“田んぼギャラリー2013”に学生出品しました。

轟先生が手がける“ 田んぼギャラリー2013”に、今年も学生(ビジュアルデザインB)がポスターを出品しました。

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“ごはん”の大切さをどのように伝えよう。
“ごはんのお供”の試食会をしたり、かかし製作に励んだり…

[展覧会風景]

青い空が映り込む田んぼは、緑と土のいい香りがします。
この環境ならではの強くで温かいメッセージを感じます。

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木島平で行われた豊作祈願祭&お田植えまつり風景。
日本の美しい風景です。

轟ゼミリポートvol.3“東京研修” へ行ってきました

轟ゼミは7月に東京研修を行いました。轟先生が東京で行うイベント「ファーマーズマーケット」に参加することが今回の目的。
事前に用意したアイテムが当日どの様に活かされ、PRとはどういうことかを学ぶ大変良い機会となりました。

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東京渋谷ヒカリエにて

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長野の農産物をPRするためのおやきはもちろん学生手作り!包み紙は消しゴムハンコで作ったオリジナルです。

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農産物をPRするポスター

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販売コーナー周辺の見せ方を考え、販促グッズを制作しました。

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おつかれ様!

東京研修前に様々な準備をしてきました

[小布施丸なす、八町キュウリの調査]

この日は信州の伝統野菜に認定されている「小布施丸なす」と「八町きゅうり」を調査に出かけました。小布施町で「小布施丸なす」の農場を訪ね、お話をお聞きしました。小布施丸なすはそのしっかりした食感が特徴。おやきには最適な食材です。
須坂市では「八町きゅうり」の見学。八町きゅうりは皮が薄くて肉厚で甘みがあって人気です。
暑い中でしたが良い調査ができました。

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[おやきづくり]

この日の轟ゼミの教室内は、おやきを蒸かすいい匂いが漂っていました。まるまると大きな丸ナス、そぼろ、きんぴらの具材づくりはもちろん、生地も手作り。地元の食のおいしさや良さを実感として知ることがこれからの活動に繋がります。

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[販売促進グッズ制作]

東京渋谷ヒカリエでのファーマーズマーケットに向け、販売促進グッズを制作しました。 ポスター・リーフレットから、試食用おやきを食べて頂く際手か汚れない様にする為の包み紙まで、気を配り制作します。 この日はグッズのあらゆる所で使用されるビジュアル制作で、農産物をモチーフにした消しゴムハンコ作りをしました。パソコンに取り込んで仕上げますが、手作りの良い質感が出ています。

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ファーマーズマーケット

長野県の農産物をクリエイティブな力で発信する目的で、轟先生が主催するイベントで、各地で執り行なわれています。

東京にて7月に開催されました
ファーマーズマーケット in 渋谷ヒカリエ
日時:H24年7月14日(土)

相澤ゼミリポートvol.1 “デザインに何ができるか”を考えるごん堂まち勉強会で長野市権堂を勉強

相澤ゼミのメンバーは自分たちの身近な街がどのように成り立っているかを知り、権堂七夕まつりというイベント参加を中心に、デザインに何ができるかを考える授業に取組んでいます。
まずは長野七夕まつりの飾りを作ることを目標に、権堂を知るため“ごん堂まち勉強会”に参加しています。権堂のリノベーション物件の見学や開運スポットめぐり、先日は映画観賞込みで長野松竹相生座ロキシーバックステージツアーに参加して来ました。街を知り、人を知り、その上でこの場で40回を迎える長野七夕まつりの飾りを考えます。また七夕イベントの研究として、8月に仙台七夕まつりを観賞するなどの研修を行います。

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ビジュアルデザイン 相澤ゼミ [ビジュアルデザイン科2年]

地域に密着した実践的な活動を通し、デザインワークの使命やクリエイティブの在り方を学ぶ授業です。

轟ゼミリポートvol.2 「信州 田んぼギャラリー2012」にゼミの学生が参加しました

轟先生が手がける“信州 田んぼギャラリー2012”に学生(轟ゼミ)がポスターを出品しました。

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轟先生が手掛ける 信州 田んぼギャラリー2012

~初夏の信州で開催される「ごはん」をテーマとした田んぼの中のポスター展~
豊かな自然と清らかな水に恵まれた安曇野市や木島平村は稲作に適した地域。この地で「田んぼギャラリー」が開催されました。信州の空気とデザインから発するメッセージを肌で感じていただくため、田植え直後の水田でのポスターを展示し、様々なクリエイターが"食"の大切さを発信しました。

轟ゼミリポートvol.1 小川村へ農業体験に行ってきました

轟ゼミのメンバーが小川村へ農業体験に行ってきました。この授業は社会に活かせるデザインを、 実際の体験や制作を通し学ばさせて頂くもので、先生指導のもと小川村特産物のプロモーションに 関わらせて頂きます。
生産者の思い、地元ならではのこだわりを肌で感じるため、農業体験として この日はジャガイモの種芋植え付けを体験。その後はお楽しみのバーベキュー大会!! 良い天気ときれいな空気の中で感じた事を、地域に役立つデザインに活かしたいです。 今後もこの様な活動を通し学びを深めて行きます。

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ビジュアルデザイン 轟ゼミ [ビジュアルデザイン科2年]

あらかじめ用意されているものから学ぶのではなく、自然から、 未完成のものから学ぶ。机の上、校内に留まらず、行動が伴った クリエイティブを学ぶことを狙っている授業です。