ビジュアルアート科の特徴
ビジュアルアート科の実技授業は、少人数の個人授業で行われています。
担当講師との近い距離感が、集中した学びの場を創出し、それぞれが自らの表現と向き合い、作品をオリジナルへと高めることができます。
ビジュアルアート科には、ファインアートラインとアニメキャラクターラインの科目を配当しています。
※他のライン「デザインライン」「映像ライン」「イラストレーション」の一部の科目も履修できます。
ファインアートは、一次的な素材体験を通じて「描く」、「つくる」を体感することを基にした上で自己の内面を見つめ、そこからの表現を深めます。
アニメ表現・キャラクターづくりは、近年各方面において、その必要性が高まってるジャンルです。
ビジュアルアート科では、表現の独自性や社会での有用性を重んじ、アニメキャラクターラインの学びを提供します。
カリキュラム
ビジュアルアート科(1年制・2年制)
講座種 | 科目区分 | 必修 | 科目名 | 配当年次 |
---|---|---|---|---|
実技 | デザイン | ● | グラフィックデザイン基礎A・B・C | 1 |
映像 |
● ● |
アニメ動画表現 写真表現 |
2 2 |
|
イラストレーション | ◎ | イラストレーション | 2 | |
ファインアート |
○ ◎ |
ファインアートA・B ファインアートラインゼミA・B |
1・2 1・2 |
|
アニメキャラクター |
○ ◎ |
アニメキャラクターアートA・B アニメキャラクターラインゼミA・B |
1・2 1・2 |
|
共通 |
◎ ● ◎ ◎ |
ビジュアル表現 プロジェクトワーク演習 総合制作1 総合制作2 |
1 2 1 2 |
|
講義 演習 |
専門 |
● ● ● ◎ ● ● ◎ ● ● ● ● ● |
アート研究 美術学習論 美術学習論特講A・B 色彩1 色彩2 映像理論 クリエイティブワーク総論A・B ディスプレイデザインA WEB理論 キャラクター概論 モーショングラフィックス マンガ概論 |
2 1 1・2 1 1 2 1・2 2 2 1 2 1 |
一般 |
◎ ● |
キャリア講座A・B プロジェクト考察 |
1・2 2 |
|
総合 | ◎ | プロモーションワークA・B | 1・2 |
※各科目には配当年次が設けられています。
※分かりやすさのため、一部の科目を省略しています。
※次年度のカリキュラム確定は前年度末に行うため、科目設定や配列が変更になる場合があります。
主な授業紹介
「アニメキャラクターアート」
登場人物や動物、擬人物などの描き方を、画材研究をしながら学んでいきます。
目標とするモチーフを選び、それを主軸に描写力や表現力を身につけます。アナログ表現やデジタル表現などを幅広く体験しながら、それぞれ自分に合った表現方法を模索し、「自分だからできる」という唯一の世界観を見つけていきます。
また、絵の表現だけにとどまらず、自分の思い描いた世界観を第三者に伝えるために、設定づくりや物語の構築についても学びます。
「ファインアート」
初期のモチベーションを明確にし、表現方法や画材の選択にはじまり、スケジュールまで学生自身が組み立てて制作活動を行います。随時、講師とのディスカッションの場が設けられ、作品の完成までのより良い道のりが示されます。
こうした発案から完成までの一連の経験を積み、作品のオリジナリティに迫ります。
「イラストレーション」
目的に対しての明確なイラストレーションを前提として、個性を尊重した作品制作をします。
様々な課題に取り組むことで幅広く考える力をつけ、自分らしい表現方法を確立します。