ビジュアルデザイン科の特徴
ビジュアルデザイン科では、プロフェッショナルへと続く道を、土台の部分からしっかりつくることができます。
造形の基礎を学ぶ「デッサン」の授業から、クリエイティブな発想力を養う「ビジュアル表現」、デザインワークの基礎を学ぶ「グラフィックデザイン基礎」などの授業で基礎を固めます。そして各テクニカルラインの履修で専門性を高めつつ、実践の場でアウトプットを繰り返し、集大成の「総合制作」へ向かいます。
ビジュアルデザイン科で履修できるテクニカルラインは、主に「デザインライン」「映像ライン」「イラストレーションライン」の3つです。
※「アニメキャラクターライン」「ファインアートライン」の一部の科目も履修できます。
各ラインには現役クリエイターの講師陣を多数配し、実践性の高い学びを提供します。
学生は多方面に開かれた選択肢の中から、自らの可能性を模索することができます。
ビジュアルデザイン科2年制課程は、文科科学省が定める「職業実践専門課程」に認定されています。
本科で実践した「好きなこと」は、社会に出てからも自らを支える「自信」として残り続けます。
カリキュラム
ビジュアルデザイン科(2年制・3年制)
講座種 | 科目区分 | 必修 | 科目名 | 配当年次 |
---|---|---|---|---|
実技 | デザイン |
◎ ● ● ● ◎ ● |
グラフィックデザイン基礎A・B グラフィックデザイン基礎C グラフィックデザイン 6次デザイン デザインラインゼミA・B デザインラインゼミC |
1 1 2 2 1・2 3 |
イラストレーション |
● ◎ ● |
イラストレーション イラストレーションラインゼミA・B イラストレーションラインゼミC |
2 1・2 3 |
|
映像 |
● ● ◎ ● |
アニメ動画表現 写真表現 映像ラインゼミB 映像ラインゼミC |
2 2 2 3 |
|
共通 |
◎ ◎ ◎ ◎ ◎ |
ビジュアル表現 デッサン プロジェクトワーク演習 総合制作1 総合制作2 |
1 1 2 1・2 2・3 |
|
講義 演習 |
専門 |
● ● ● ◎ ● ● ● ◎ ● ● ● ● ● ● ● |
アート研究 美術学習論 美術学習論特講A・B・C 色彩1 色彩2 DTP理論 映像理論 クリエイティブワーク総論A・B クリエイティブワーク総論C ディスプレイデザインA・B WEB理論 キャラクター概論 ビジネスデザイン モーショングラフィックス マンガ概論 |
2・3 1 1~3 1 1 2 2・3 1・2 3 2・3 2・3 1 2・3 2・3 1 |
一般 |
◎ ◎ |
キャリア講座A・B プロジェクト考察 |
1・2 2 |
|
総合 |
● ○ ○ ○ ◎ |
キャリアアップ実習 就職実践 VDテーマ研究 インターンシップVD プロモーションワークA・B |
2・3 3 3 3 1~3 |
※分かりやすさのため、一部の科目を省略しています。
※次年度のカリキュラム確定は前年度末に行うため、科目設定や配列が変更になる場合があります。
主な授業紹介
「グラフィックデザイン」
実際にクライアントからの依頼を受け、その課題達成に挑みます。チームを組んでのディスカッションやプレゼンテーションなどのワークフローを通して、グラフィックデザインに必要な実務能力を学びます。
「6次デザイン」
実際に現場に足を運び、さまざまな体験を通して社会の問題点や課題を調べる(1次)、クリエイティブの力で解決方法を見い出す(2次)、そして実践して効果を確かめる(3次)。
この一連の流れを、足し算して出る数字を用いて「6次デザイン」と呼んでいます。
社会に対しクリエイティブがどのように関わるべきかを根本から学習していきます。
「写真表現」
暗室でのフィルム現像や焼き付け作業などの根本的な映像表現を基礎とし、写真独自の表現方法を学びます。
「アニメ動画表現」
アニメーション・動画制作における基本的映像表現力を身につけます。
作品のコンセプト設定から始まる制作プロセスを学び、オリジナルな作品づくりを目指します。